高校生の自分に読ませたい本【柚木麻子 本屋さんのダイアナ】

お題「高校生の自分に読ませたい本」

 

ということで、いろいろあるんですけど、前回の柚木麻子さんつながりで。

 

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本屋さんのダイアナ

大穴(ダイアナ)ってDQNネームのダイアナちゃんと彩子ちゃんのお話。

大穴って、それはいくらなんでもDQNすぎやしないかい…。

お母さんは競馬の「大穴」から名付けたっていってるんですが。

しかも、お母さんは自分のことを「ティアラ」って名乗ってるし。

けど、このティアラさん奥深い人です。

こんなお母さんはちょっとヤだけど、友達のお母さんとかだったらぜひお近づきになりたい!!

 

二人とも本が大好き。

ダイアナに憧れる彩子と彩子に憧れるダイアナがすれ違いながらも成長していくお話です。

こういう可能性に満ちた年頃の女の子の物語がキラキラしていてまぶしいです。

こんなお話を高校生の頃に出会っていたら自分も何か変わっていたかなーと思います。

自分の世界から飛び出す勇気をもらえていたのかなー。

 

湖を見つめると不安そうなちっぽけな女の子がこちらを覗き込みました。

こんな女の子消えてなくなっても誰も気に留めないでしょう。

でも、目を逸らしてはいけません。

満月の夜、曇りなき目で湖を覗き込み、そこに映る自分と向き合うこと。

そして、呪文を自ら口にすること。

その勇気がなければ、悪い魔女の魔法を破ることはできないのです。

(中略)

なんびとたりとも、このダイアナを縛ることはできない。

私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ・・・・・。

私だけが私のすすむべき道をしめすことができる・・・・・

 

二人が仲良くなるきっかけになった「秘密の森のダイアナ」というお話の一節です。

中学、高校とすれ違ってしまう二人が大学生と社会人になり自分の殻から飛び出すときに背中を押してくれたのがこの一節。

なりたい自分になる道をつくるのは自分だけ。

わかってはいても勇気がなくて、安全な道を行きがち。

あー、もっと真剣に胃がキリキリするくらい(笑)悩んでくればよかったなー。とか思います。

あの頃の自分に伝えたいこと。

言い訳ばっかり考えないで、周りの目を気にしないで、不安に思ってることなんてなんとか出来ることばっかりなんだから、

本当に自分がしたいことをもっと真剣に考えなさい!!

ってことかなー。

自分の可能性を自分で排除していたように思います。

あー、タイムスリップしたい。笑

なので、姪や甥には自分の生きたい道を生きてほしいなーと。

親は大変なことも多いでしょうが。外野の私は応援するのみです。

姪が中学生なので、おせっかいおばさんとしては色んな本を押し付けたいと思います。

本好きな子でよかった。

甥×2はまだまだこれから。

自由人小学生。

これからが楽しみだ!!

 

姪には高校生くらいになったら読んでほしいなー。

 

確かにダイアナは理想を高く掲げるところがある。

自分にも他人にも厳しいし、期待が叶わないと、どうでもよくなって、離れてしまうところがある。

自分の人生がすぐに行き詰まるのは、理想ばかり追求し、今目の前にある現実を愛せないせいではないか。

(中略)

もし、自分に清濁併せ呑む柔らかさがあれば結果は違っていたのだろうか?

これは今の自分に向けて。

柔らかい人になりたいです。

 

 

 
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